開催は終了いたしました。多数のご来場ありがとうございます。
 
 

佐賀県アーツコミッション 2024年度 第1回 文化講演会

とき:令和6年8月24日(土)13時30分~15時35分
ところ:佐賀県立美術館ホール
入場無料

※事前申し込み不要  ※アートを学ぶ学生他一般の方が対象
佐賀県アーツコミッションは、県内外の様々なアーティスト等文化芸術関係者の活動をさらに発展させ、地域づくりに活かしていくために、様々な(場所・人・モノ)を繋ぎ、新たな文化シーンを県内各地で創出していきます。今回は佐賀県立美術館にて8月24日(土)より開催される特別展、ジパング〜平成を駆け抜けた現代アーティストたち〜の開催に合わせて行います。入場は無料です。沢山の方々のご来場をお待ちしております。

内容


13:30開会


13:40 ゲストトーク[ビデオメッセージ]

ジパング展に寄せて、米国で作品制作中の池田 学氏からの近況報告
(於)米国ウィンスコンシン州マディソン


13:55~ 基調講演&対談/「アートにとって価値とは何か II」

①基調講演/演題「令和」のアートムーブの展望について  
講師:三潴 末雄氏(ミヅマアートギャラリーエグゼクティブ・ディレクター)
②対談/三潴末雄 × O JUN(画家・東京藝術大学名誉教授)
司会:花田伸一(佐賀大学芸術地域デザイン学部准教授) 

ポートレート:野口博

三潴 末雄氏(Mizuma Sueo)

ミヅマアートギャラリーエグゼクティブ・ディレクター
佐賀県アーツコミッションアドバイザリーボード委員

東京生まれ。成城大学文芸学部卒業。1980年代からギャラリー活動を開始、94年ミヅマアートギャラリーを東京に開廊。2000年からその活動の幅を海外に広げ、インターナショナルなアートフェアに積極的に参加。日本、アジアの若手作家を中心にその育成、発掘、紹介をし続けている。また、アジアにおけるコンテンポラリーアートマーケットの更なる発展と拡大のため、2008年に北京にMizuma & One Galleryを、2012年にシンガポールのギルマンバラックスにMizuma Galleryを開廊。2018年にはニューヨークにMizuma&Kipsを開廊した。毒と批評精神に溢れた作家を世界に紹介するとともに、ジパング展等の展覧会を積極的にキュレーションし、その活動の幅を広げている。著書に 『アートにとって価値とは何か』 (幻冬舎刊)、『MIZUMA 手の国の鬼才たち』(求龍堂刊)がある。

ポートレート:木暮伸也

O JUN氏(O Jun(おうじゅん))

画家・東京藝術大学名誉教授

1956年東京都生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻修了。東京藝術大学名誉教授。人物やもの、風景といった日常のありふれたモチーフや作家の記憶に残った事象を、油彩、鉛筆、クレヨン、顔料、水彩など様々な画材を用い、独自の描きで見慣れぬ世界を作り出す。絵画の制作とともに、ライブ・ドローイングやパフォーマンスも行う。近年の主な展覧会に2013 年「O JUN 描く児」(府中市美術館、東京)、16 年「O JUN 展 まんまんちゃん、あん」(国際芸術センター青森)、17 年「O JUN × 棚田康司展 鬩(せめぐ)」(伊丹市立美術館、兵庫)、19年個展「途中の造物」(ミヅマアートギャラリー)、22年「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」(森美術館、東京)などがある。

司会/花田伸一氏(Hanada Shin-ichi)

佐賀大学芸術地域デザイン学部准教授

1972年福岡市生。佐賀市在住。北九州市立美術館学芸員、フリーランスを経て2016年より現職。地域でのアートプロジェクトを多く手がける。主な企画『6th北九州ビエンナーレ〜ことのはじまり』『街じゅうアート in 北九州2012 ART FOR SHARE』『ちくごアートファーム計画』『佐賀モバイル・アカデミー・オブ・アート』。企画協力『第5回福岡アジア美術トリエンナーレ2014』『釜山ビエンナーレ2014特別展』他。韓国、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム美術調査。

ポートレート:高橋宗正

ビデオメッセージ(於)米国ウィンスコンシン州マディソン
池田 学氏(Ikeda Manabu)

画家

1973年多久市生まれ。佐賀北高校芸術コースを卒業後、98年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。卒業制作にて紙に丸ペンを使用した独自の細密技法を確立。2000年同大学院修士課程を修了。2011年より文化庁芸術家在外研修員としてカナダ、バンクーバーに滞在。2013年よりアメリカ、ウィスコンシン州マディソンにあるチェゼン美術館の招聘を受け、滞在制作を行う。現在アメリカ在住。2014年公益信託タカシマヤ文化基金・第25回(平成26年度)タカシマヤ美術賞受賞。2017年「池田学展 The Pen—凝縮の宇宙」佐賀県立美術館、金沢21世紀美術館、日本橋髙島屋を巡回。2023年カナダのオデイン美術館にて海外美術館での初個展「Manabu Ikeda:Flowers From the Wreckage」を開催。2024年クリーブランド現代美術館(オハイオ、アメリカ)に巡回。主な書籍に『池田学The Pen 誕生・その後増補改訂版』(青幻舎刊)がある。


お問い合わせ/ライブズビヨンド事務局  
メール:info@livesbeyond.jp  佐賀県文化課 アーツコミッション担当
電話:0952-25-7236(平日/8:30~17:15) 
 

特別展/ジパング〜平成を駆け抜けた現代アーティストたち〜

会期:8月24日(土)~10月20日(日)
会場:佐賀県立美術館
観覧料/一般1,200円 割引1,000円

佐賀出身の池田学の他、村上隆、会田誠、草間彌生などの作品によって、平成を駆け抜け、令和とその先の未来に続いていく日本の現代アートを紹介します。
主催/佐賀県立美術館
企画協力/ミヅマアートギャラリー